中間・事後評価結果

英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業 > 中間、事後評価結果 > 平成20年度採択課題事後評価の結果資料1 > 極微量放射性核種AMSによる原子力施設環境モニタリング研究

原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ
若手原子力研究プログラム 事後評価総合所見

研究開発課題名(研究機関名):極微量放射性核種AMSによる原子力施設環境モニタリング研究
(国立大学法人筑波大学)
代表研究者(研究機関名):笹 公和 (国立大学法人筑波大学)
研究期間及び予算額: 平成20年度 〜平成21年度(2年計画) 19,979千円
平成20年度 9,999千円
平成21年度 9,980千円
項目 要約
1.研究開発の概要 原子力施設周辺の土壌・地下水中の極微量放射性核種を、加速器質量分析法(AMS)により分析する環境モニタリング法及び中性子積算線量推定法の開発を目指す。
2.総合評価
 評価:A
  • これまで地球化学、年代測定に利用されてきた AMS を、その特徴を生かして原子力分野への適用を提案するとともに、その有効性を明らかにしたことは高く評価できる。
  • 極微量放射性核種である塩素36とヨウ素129のAMS法を確立し、想定された業績が挙げられている。
  • 総合的には挑戦的なテーマに取り組んで、研究を進展させており、これからの進展にも期待したい。
S)特に優れた業績が挙げられている
A)優れた業績が挙げられている
B)想定された業績が挙げられている
C)想定された業績が一部挙げられていない
D)業績がほとんど挙げられていない
3.その他
  • 手法の開発としては十分なデータが取得できている。すばらしい装置を活かして、新しい核種の分析など世界初となる画期的な分析法の開発や核不拡散検証ツールとしての実用化研究に取り組んでもらいたい。

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